【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が5日、取締役会を開き、モバイル事業からの撤退を決定した。スマートフォン(スマホ)を含むモバイル事業は赤字が膨らんでいる。同社は売却を含めあらゆる可能性を探ると表明していたが、この日、事業を担当するモバイル・コミュニケーションズ(MC)事業本部の生産・販売終了と営業停止を発表した。

 LG電子は営業停止の理由に

「競争の激化と持続的な事業不振」
を挙げた上で、
「社内の資源効率化を通じて中核事業に力を集中し、事業構造を改善する」
と説明した。 同社はモバイル事業を巡り、1月20日に
「現在と未来の競争力を冷静に判断し、ベストな選択をすべき時期が来たとみている」
とし、
「あらゆる可能性を念頭に事業の運営方向を綿密に検討している」
と明らかにした。その後、ベトナムの複合企業最大手ビングループやドイツのフォルクスワーゲン(VW)などと接触したものの、進展はなかったようだ。 モバイル事業は1995年にLG情報通信で始まり、後に同社がLG電子に吸収合併された。最盛期には世界シェア3位を記録したが、近年は事業不振が続き、2015年4~6月期から20年10~12月期まで23四半期連続で営業赤字を計上。累積赤字は5兆ウォン(約4900億円)に上る。