【ソウル聯合ニュース】米ワシントンでの韓米首脳会談を終え帰国した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、北朝鮮との接触の形式や方法に苦心しているようだ。トランプ米大統領が3回目の米朝首脳会談開催前の南北間対話実施を強調し、非核化に向けた解決策に対する金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の考えを確認したいとの立場を表明したためだ。

 米朝対話の

「仲裁者」
を務める文大統領としては、韓米首脳会談の結果に基づき、金委員長を再びトランプ大統領との核交渉の場に導き出す
「次の一手」
が重要になってきたといえる。 文大統領が考慮する最初のカードは北朝鮮への特使派遣が挙げられる。 青瓦台(大統領府)や政府が北朝鮮側と接触する方法としては特使派遣のほかに、昨年から南北米対話のけん引役を果たしてきたとされる韓国情報機関の国家情報院と北朝鮮の朝鮮労働党統一戦線部の接触などがある。 しかし、トランプ大統領の要請内容の重みや局面の重要性を考慮すると、複数の方策のうち最も実現の可能性が高いのは特使派遣だとの見方が大半だ。金委員長が3回目の米朝首脳会談開催に前向きな反応を示したことも、こうした見方を後押ししている。 金委員長は12日に開かれた最高人民会議(国会に相当)の2日目の会議で行った施政方針演説で、米国が正しい姿勢で臨むのであれ