国連安全保障理事会が

「韓国政府は開城の南北共同連絡事務所で使用する石油精製品を届け出ずに北朝鮮に持っていった」
として、これを対北朝鮮制裁違反で指摘する見通しだと31日、共同通信など日本の各メディアが報道した。これは、2月初めの安保理対北朝鮮制裁委員会に提出される専門家パネル報告書の草案で、韓国政府の対北朝鮮制裁違反事項が指摘されるというものだ。韓国統一部(省に相当)は昨年8-9月、国会とメディアで軽油の無断搬出問題が提起された際、
「北に滞在している韓国側の人員が使うもので、北には経済的利得も与えない」
「制裁対象ではない」
と主張していた。 共同通信は
「韓国と北朝鮮が昨年、北朝鮮の開城に開設した南北共同連絡事務所で使う石油精製品について、韓国が国連安全保障理事会の制裁決議で義務付けられた輸出の届け出を見送っていたことが30日分かった。北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが近くまとめる報告書で指摘する見通しとなった」
と報道した。2017年12月に決議された安保理の対北朝鮮制裁は、石油精製品の北朝鮮搬入制限を年間50万バレルと定め、これを提供する国連加盟国には届け出を義務化している。毎年2回提出される安保理パネル報告書で、韓国の対北朝鮮制裁違反を指摘するのは初めてだ。 韓国政府はこれまで、石油製品の対北朝鮮搬出について
「制裁違反ではない」
と言いながらも、この問題を国連安保理と協議したかど