フィリピン中部・パナイ島で5日、日本軍占領下のら2人の女性をモデルにした像の除幕式が行われた。比国内では市内の遊歩道やマニラ南部のサンペドロ市にも慰安婦を象徴する像が設置されたが、いずれも日本政府が
「遺憾」
を表明し撤去された。今回はどうなるか。 

外務省によると、1995年7月に設立された

「アジア女性基金」
の救済対象となった比国内の元慰安婦は211人。
「償い」
事業は順調に進められたが、なお日本に謝罪や補償を求める声がくすぶっている。 

フィリピンで初めての慰安婦像は2017年12月、マニラ湾に面した大通り沿いの遊歩道の一角に設置された。台座を含めた高さは約3メートルで、目隠しをされた民族衣装の女性が湾側からマニラ市内側に向いて立つデザインとなっていた。日本大使館からは北に約3キロの場所だった。 

像は中華系の

「トゥライ財団」
や元慰安婦と支援者の団体
「リラ・ピリピーナ」
などの協力を得て建てられたが、翌年4月下旬、地元自治体が撤去した。撤去についてドゥテルテ比大統領は
「他国の反感を買うのは、われわれの政策ではない。日本はフィリピン人(女性たち)に謝罪した。補償という意味では、(謝罪以上の)多くのことをしてきた」
 

2番目の慰安婦像は昨年12月28日、サンペドロ市内の

「女性の家」
に設置された。ソウルの日本大使館前
フィリピンの「慰安婦像」、設置・撤去のいたちごっこ続く、3回目の今度は? 続きを本紙で読む 》