<チャイナインサイト>韓国、米国側に立つのか中国側に立つのか(2)

2019年2月12日 ニュース, 韓国・中央日報

  過去の核戦争時代、

「恐怖の均衡」
または
「最小限抑止」
は強大国間の全面戦争を不可能にした。現在進行している第4次産業革命分野の技術革新はこの均衡を脅かすだろうが、当分は伝統的な
「恐怖の均衡」
が維持されるしかない。特定技術の革新は相手のオプションを大きく制約するからだ。政策手段として
「戦争」
というオプションを選択するのはますます難しくなる。大規模な戦争を選択するしかない米中は、もはや戦うよりも別れること、デカップリング(decoupling)を図る可能性が高い。2001年の中国のWTO(世界貿易機関)加盟以降に進んだ米中
「カップリング時代」
から離脱するということだ。 

  米中貿易紛争は徐々に戦略および軍備競争、理念戦争へと激化している。人工知能、ICT、サイバー、宇宙などの領域で主導権争いをしていくだろう。競争の日常化だ。両国は競争のプリズムで世界を眺めながらどちら側につくか選択を強要するだろう。戦略競争の結果による一方主導の

「パクスアメリカ」
または
「パクスシニカ」
になるのではない。米中という2つの軸を中心にした巨大ブロック化の構図が形成される可能性が高い。 

  ただ、米中の吸引力が過去の米ソ冷戦時代には及ばないのが現実だ。他国はすぐに米中の軌道に乗るより、自らの生存戦略を苦心しなけれ

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<チャイナインサイト>韓国、米国側に立つのか中国側に立つのか(1)

2019年2月12日 ニュース, 韓国・中央日報

  混沌の時代だ。米中貿易戦争は安全保障をめぐる戦略競争、グローバル覇権競争の性格を帯びている。地政学的に強大国に挟まれた周辺の中小国家は米国か中国かの選択を迫られるしかない。米中戦略競争の激化は、これまで韓国が推進してきた

「安米経中」
(安全保障は米国に、経済は中国に依存)や
「連米和中」
(米国と連合、中国と和睦)の戦略が難しくなる状況を意味する。この世界史的な転換期をどう眺めて、我々はどう打開すべきなのか。 

  米中戦略競争の勝敗はグローバル情勢を率いるリーダーシップ、国際ネットワーク力、技術革新能力などの面でどちらが優れているかによって決まるだろう。軍事力、経済力、科学技術力などの

「ハードパワー」
と文化力を意味する
「ソフトパワー」
は依然として重要だ。さらに最近、中国の形態を批判する概念で登場した
「シャープ(Sharp)パワー」
も考慮する必要がある。懐柔と脅迫、巧妙な世論操作などを通じて影響力を高める力だ。これを勘案しても客観的な国力の評価は依然として米国が中国より相当な優位であることは間違いない。にもかかわらず米国はなぜこのように中国の浮上に緊張し、恐れを感じているのだろうか。 

  米中戦略競争において最も重要なゲームチェンジャーはやはり技術革新戦争から出てくる可能性が高い。過去の世

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