サムスン電子とSKハイニックス、LGディスプレーなどの一部工場が1年以上にわたり稼動を止めなければならない危機に置かれている。大幅に強化された有害化学物質取り扱い関連安全基準(化学物質管理法と施行規則)に合わせられないためだ。韓国政府が順守困難な基準を提示しながら、数年間にわたり続いた規制現実化の要求から目を背け問題が拡大しているというのが企業の訴えだ。 

  19日の財界によると、サムスン電子など韓国の半導体企業とディスプレー企業などが今年末で猶予期間が終わる化学物質管理法第24条と施行規則を緩和してほしいと2年以上にわたり要請したが、担当官庁である環境部がこれを拒絶していたことが確認された。この施行規則の核心は有害物質を取り扱う工場に対し低圧ガス配管検査を義務化したこと。工場の古い配管に乗って有毒ガスが外部に漏出するのを防ぐためだ。 

  問題は配管検査が簡単でないというところにある。24時間稼働する半導体工場とディスプレー工場は工程の特性上、配管検査を受けるためには一部関連工程だけ止めるのが不可能だ。すべての生産ラインを止めなければならない。業界関係者は

「半導体とディスプレー工場が低圧ガス配管検査を受けるには約14カ月かかる。規模が大きい一部企業は数兆ウォンの影響を受ける可能性が