昨年9月に南北首脳による平壌共同宣言が発表されてから6か月が過ぎたが、具体的な合意事項13項目のうち、これまでに履行されたのはわずか1項目であることが18日までに分かった。共同宣言に付属する軍事分野合意書はかなりの部分が履行されたが、非核化のない南北間の軍縮である上、北朝鮮が一方的に合意に背く動きを見せており、意味が薄れてきたとの批判が出ている。 平壌共同宣言の中で具体的な実践事項は13項目。そのうち実践されたのは

「年内に鉄道・道路連結の着工式を行うこと」
の1項目だけだ。それさえも対北朝鮮制裁の影響で
「着工のない着工式」
となった。それ以外では、▲南北軍事共同委員会の稼働▲条件付きで開城工業団地と金剛山観光の正常化▲金剛山に離散家族の常設面会所を開所▲離散家族の映像による面会とビデオレター交換問題の解決▲平壌芸術団のソウル公演実施▲東倉里のエンジン試験場とミサイル発射台の永久廃棄▲金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のソウル訪問-の7項目は現時点で全く履行されていない。 特に東倉里のミサイルエンジン試験場の廃棄に関しては、むしろ宣言に逆行している。高麗大の南成旭(ナム・ソンウク)教授は
「合意自体が北朝鮮の非核化を前提にした宣言的な意味合いのものであり、政治的パフォーマンスだった」
として
「非核化に速度を合わせ、前提条件を付けるべきだったのに、民族の協調によって国際的な制裁を突破