「スト」
「一部ロックアウト」
でぶつかり合っていたルノー・サムスン労使が23日、一時的に正常化した。昨年12月20日に労組が全面ストライキを始めてから35日ぶりになる。ただし、暫定的に正常化はしたが、今後双方の交渉が円満に進まない場合、またもストとロックアウトが再燃する可能性は残っている。 ルノー・サムスン社側はこの日、
「今月10日から始めた部分ロックアウトを解除し、全役職員が出勤して工場の稼働を正常化することにした」
と発表した。これは、前日午後に労使が
「来月4-7日に2019年度の賃金および団体交渉の集中協議を行い、7日まではストライキをしない」
という内容の公文を互いに交わしたことに伴うもの。労組がスト中断を約束すると、会社側は工場正常化で回答した。ルノー・サムスンは29日から、昼夜間2交代の正常勤務に復帰する予定だ。 ルノー・サムスン社側は、クーペ型のSUV(スポーツタイプ多目的車)
「XM3」
モデルを第1四半期中に発売する計画だ。遅くとも来月中には本格生産に入らなければならないため、労組がストを続ければ続けるほど経営上の打撃は大きい。一方で労組の立場からは、スト参加率が20%台に落ちてストの動力をかなり失った上、新車発売へ協調する代わりに交渉で別のものを得たいという計算も働いたとみられる。