率直に言って米国の同盟国は過去4年間、彼らが相手してきた米国を認めてこなかった。トランプ前大統領は同盟関係を戦略的資産ではなく戦力の負債と考えた。大統領になってからこのビジネスマンは韓国について3つのことしか関心がなかった。一つ目は貿易赤字、二つ目は韓国が安全保障のために支出している額、三つ目は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とのブロマンスだ。彼にとって韓国は金正恩氏を自らの1対1の出会いの場に引き出す際に有用だったに過ぎない。 米国のシンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)が超党派の委員会を立ち上げ、韓米同盟についての勧告案を作成したのはこのような事情があったからだ。CSISのジョン・ハムリ所長とハーバード大学のジョセフ・ナイ教授が2カ月にわたり委員会を率い、筆者はプロジェクトの責任者だった。委員としてリチャード・アーミテージ元国務副長官、ビンセント・ブルックス元在韓米軍司令官、マーク・リッパートとキャサリン・スティーブンス元駐韓米国大使、ランドル・シュライバー元国防総省次官補、ウェンディ・カトラー元米貿易代表部副代表、国家安全保障会議(NSC)のメンバーだったカトリーヌ・キャッツ氏、スミ・テリー氏、マイケル・グリーン氏などがメンバーに加わっていた。今回の報告書の目的は文在寅(ムン・ジェイン)政権末期であると同時にバイデン政権発足直後の今、同盟関係のロード